医師の転職事情:大阪エリア
大阪で働く医師の転職事情
大阪府は医師数は東京に次いで2位ですが、人口1万人あたりの病床数は32位で医師の離職率が高いのが特徴です。
また、大阪大学、大阪市立大学、大阪医科大学、関西医科大学、近畿大学と医学部のある大学の数が多いため外科系の医師は医局を避けて転職を実現しにくいというケースもあります。
大阪府は大学付属病院のほか、成人病センター、国立循環器病センターなど7つの施設が特定機能病院として承認されています。
国内2番目で関西初の睡眠医療センターや、府下唯一の二次被ばく医療施設としてホールボディカウンターや除染対応が可能な大阪医療センターなど多様な医療施設が揃っています。
医療機関が多いので、非常勤医師の割合も多く、当直を全て非常勤の医師で構成している医療機関もあり、当直が必須でない医療機関の募集も多くなってきています。
大阪の医師求人募集の傾向
大阪府は麻酔科、小児科、泌尿器科、内視鏡専門医の募集が多いですが、最近は全国展開の美容外科や薄毛専門クリニックの募集も増えています。
薬品会社のメディカルドクターや生命保険会社の医務職員など大手企業の産業医や、中には、重症心身障害児の専門病院や医療用手術ロボットを取り入れた大型病院など高度な医療現場の募集もあります。
全国と比較して離職率の高さから、退職医師の補充や正規雇用・長期雇用の拡大を目指している医療機関が多いです。
また、大阪府では条件交渉がしやすく、非常勤やスポット的な募集も多いです。
大阪で働く医師の年収相場
大阪府は人口は多いため、年収も比較的高い条件を提示する医療機関が多いです。
民間の医療機関では内科、外科に関わらず、10年目で平均1,500万円程度というのが年収相場です。
ただ、人気のあるエリアとそうではないエリアの差が大きく、給与相場にも差が出ているのが現状です。
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